外出ができない高齢者や障害者であっても、
それぞれのQOLの最大化を実現し、
産業として持続可能な訪問理美容を目指す。
訪問理美容とは介護が必要であったり、障害などで外出が難しく理美容室にいきたくても行けない方に向けて、理美容師が訪問して施術を行うサービスです。理美容室に行けなくなると、外見を気にしなくなり、人と会うことが億劫に感じ、より外出する意欲や回数は減っていきます。このような悪循環の中ではQOLが著しく低下していくことが懸念されます。
そこで、訪問理美容サービスを受けることで、外見が整い、自己肯定感や承認欲求を満たすことができます。総じて、一人一人の人間としての尊厳や権利を守り、福祉の観点においても、訪問理美容はただのオシャレとは言えない重要性があるといえます。
設立の背景
近年、訪問理美容市場は超高齢社会とQOL向上のニーズの中で急拡大しており、新規参入する事業者も増えております。しかし、その一方でサービス水準の低下により、利用者に対する接遇や安全な施術できていないことが危惧されます。また、通常の店舗経営とは環境が大きく異なるため、現行の美容師法及び理容師法の中では対応できないケースも生じており、サービス提供の弊害となっている部分があります。そこで、利用者が安心して利用でき、理美容師が安定して働ける環境づくり、訪問理美容業界の健全化と活性化を図るため、設立することとなりました。
団体概要
- 設立
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2023年10月1日
- 代表理事
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定信 ふみ子